経営指標への展開 ・ 構想デモ

経営レーダー

2026年7月末 断面合成データ実データ未接続

IT資産を整理して作ったデータ基盤を、経営判断に使う指標につないだら何が見えるかを、先に形にしたものです。完成品ではなく、実データにも接続していません。どの指標を並べるかは、経営企画部門とDX部門で相談して決めます。

IT資産の可視化から経営指標へ

まずIT資産を可視化し、無駄とリスクを見つけ、廃止・統合・自動化を進めます。そのうえで経営情報をつなぎ、 判断を速くします。この画面は最後の段階にあたります。IT資産の側の現在地は 経営ダッシュボード システムの実態(連携と構造) で確認できます。

運転系

事業のいま

毎日から毎週の間隔で見たい指標です。指標ごとに、どこから取る情報かと、経営に届くまでにかかる時間を書いています

データ
合成

月間出荷金額

順調

15.2億円

前年同月 14.9 億円

2026年7月

前年同月比 +2.0%。グミの新商品が牽引

出どころ 受注管理遅れ 翌営業日判定 前年同月比がプラスなら順調

製品在庫の回転日数

注視

46

社内基準 40日

2026年7月

特売の見込み違いで積んだ在庫が残り、納品期限に近づいている品目がある

出どころ 倉庫・ロケーション、賞味期限管理遅れ 月次締め後5営業日判定 40日超は注視、55日超は要対応

賞味期限切れによる廃棄額

要対応

2,850万円

年度計画 2,400万円(年間)

2026年4〜7月累計

納品期限を満たせず出荷できなかった在庫が主因。特売の残の処理が後手

出どころ 賞味期限管理、歩留・ロス遅れ 月次判定 年度計画の進捗率を超えたら要対応

売上総利益率

注視

31.8%

計画 33.0%

2026年7月(速報)

リベート・販促費の確定が月次にしか反映されないため、速報値は誤差を含む

出どころ 原価計算、リベート・販促費遅れ 翌月10営業日判定 計画比 −1.0pt以内なら注視、それ以上は要対応

原材料価格の影響額

要対応

−1.4億円

対計画(年度累計)

2026年4〜7月

砂糖・水飴・ゼラチンの上昇分を売価へ反映しきれていない

出どころ 購買・調達、原価計算遅れ 月次判定 対計画マイナス1億円超は要対応

納品遵守率

注視

96.2%

得意先基準 98%

2026年7月

工場の工程実績が日次でしか届かず、欠品の見込みが後追いになっている

出どころ 入出荷管理、工程・設備遅れ 週次判定 98%未満は注視、95%未満は要対応

セグメント

主要事業別の業績

キャンディ・グミ・ラムネ/タブレット・豆菓子・業務用の収益と利益率です。得意先との守秘に関わる情報があるため、共有してよい粒度で並べています

データ
合成
事業収益(億円)利益率前年同期比状況
キャンディ7811.2%+1.8%のど飴・黒あめが安定。定番の棚を維持できている
グミ4214.5%+8.4%市場が伸びており利幅も厚い。生産能力が制約になりつつある
ラムネ・タブレット2512%+3.2%機能性を訴求した商品が伸長。包装資材の切替が続いている
豆菓子218.6%-2.4%原料の落花生・そら豆の相場に利幅が左右されやすい
業務用・OEM145.8%+1%受託の条件が個別で、採算の把握が月次までかかる

期間は2026年度の第1四半期です(合成データ)。単位は、収益が億円、利益率と前年同期比が%です。

目標との差

経営計画に対する進捗

中期計画の主な目標に対して、いまどこまで進んでいるかです

データ
合成

環境配慮包装への切替比率

目標 包装資材の 60%2030年度

48%

進捗率は目標に対する達成度(合成)

海外売上比率

目標 売上高の 15%2028年度

62%

進捗率は目標に対する達成度(合成)

DX投資の実行

目標 中期計画の投資枠2027年度

38%

進捗率は目標に対する達成度(合成)

IT保守コストの削減

目標 年間 △15%2028年度

22%

進捗率は目標に対する達成度(合成)

リスク台帳

主要リスクと対応状況

経営が把握しておくべきリスクと、いま誰が何をしているかです

データ
合成
  • 原材料市況(砂糖・水飴・ゼラチン)の変動

    調達先の分散と、売価改定を反映するサイクルの短縮を検討

    購買部要対応
  • 異物混入・表示誤りによる回収

    ロット追跡の即応性を高め、出荷先の特定にかかる時間を短縮する

    品質保証部注視根拠を見る →
  • 工場設備の老朽化と生産能力の逼迫

    ラインの更新計画を見直し、伸びている品目の外注枠を確保

    生産本部注視
  • 基幹システムの要員リスク(希少スキル依存)

    モダナイゼーション・ロードマップに沿って移行を推進

    情報システム部要対応根拠を見る →
  • 商品リニューアルに伴うマスタの不整合

    影響範囲を依存グラフで特定し、改修計画を策定

    情報システム部注視根拠を見る →

情報の遅れ

経営報告とIRに必要な情報が揃うまでの時間

経営判断が遅れる原因は、判断そのものより、情報が揃うまでの時間にあります

データ
合成

最長の報告リードタイム

合成データ

20営業日/ 4報告中の最長

2026年度 実績(合成)

IR四半期開示。締めから提出までが最も長い

最大の短縮余地

合成データ

8営業日/ 4報告中の最大

自動連携後の想定(合成)

IR四半期開示。20日 → 12日の想定

手作業依存の高い報告

合成データ

3/ 4報告

2026年度 実績(合成)

収集・加工の手作業割合60%以上

報告現在(営業日)目安(営業日)手作業情報源ボトルネック
月次経営報告8365%7システム各部門がExcelで提出したものを経営管理部で再集計している
取締役会資料12570%9システム説明用の加工・体裁調整に日数がかかる
IR四半期開示201255%11システム会計確定待ちの制約があり、短縮余地は収集工程に限られる
制度・規制報告5280%4システム所定様式への転記が中心。様式変更のたびに手戻りが出る

短縮の原資は、人がつないでいる連携を自動化すれば、その分の時間が短くなります。IT資産の整理が経営判断の速さに直接効く部分です。

守りと攻め

IT投資の維持と成長の配分

維持に固定で出ていく支出を、どれだけ成長のほうに回せているかです

数値
推計(第1層由来)

成長投資比率

7.2%成長 2,250万円 / 全体 3.1億円

FY2026(保守=推計・施策=合成)

IT支出に占める、成長・変革に振り向けた額の割合

維持投資

2.9億円

FY2026(保守=推計・施策=合成)

年間の保守・運用コストに、維持のための施策投資を足した額です

成長投資

2,250万円

FY2026(施策投資・合成)

自動化・AI・可視化への投資

この指標だけは、第1層の解析データ(年間保守コストの推計)と施策レジストリから算出しています。 KPIの呼称はDX施策ポートフォリオと共通です。

前提

情報分離は「制約」ではなく「設計条件」

すべてのデータを統合するのではなく、制度上・組織上の分離を維持したまま、許容される範囲で連携する

区分
設計方針
  • 得意先(量販・CVS本部)間

    取引条件・販促条件は得意先ごとに分離する。他社の担当者に横断で見える形にはしない

  • 関係会社間

    各社の営業秘密に当たる情報は連携対象外。開示範囲は契約で定めた粒度に限る

  • 外注先(委託製造)の原価情報

    加工賃・歩留まりは契約で定めた範囲でのみ扱い、外注先間の比較は集計後に行う

  • 個人情報(お客様相談室・EC顧客)

    利用目的の範囲内でのみ扱い、経営指標へは匿名化・集計後に反映する

本ページは構想デモです。掲載している経営指標・業績・リスク・報告日数はすべて合成データで、 実システムには接続していません(IT投資の維持・成長比率のみ、第1層の解析データからの推計)。 実際に何を指標に置くかは、経営企画・DX部門との対話で決めます。

花ノ木製菓

システム資産可視化